コンテンツクリエイターには、いくつかの職種があります。コンテンツ制作を実際に行ってく主な職種は「コンテンツディレクター」「エディター」「ライター」です。
ここでは、それぞれの職種と役割をご説明します。

コンテンツクリエイターの職種

コンテンツ制作チームに参画するクリエイター個々のスキルによって、担当する役割は変わってきますが、ごく、一般的な職種ごとの役割をまとめました。

コンテンツクリエイターの職種と役割

コンテンツディレクター

コンテンツディレクターは、クライアント編集部と密に連携し、コンテンツ制作全体を統括する職種です。
クライアントに対して、制作するコンテンツが目的を達成・成果を出せる品質になるよう、設定されたKWDのボリュームを検証したり、既存オウンドメディアの流入KWDを検証し、ターゲットの検索心理を考察するなどのスキルが求められます。

これら検証結果をクライアントに提示し、実際にコンテンツを制作するエディターやライターに対して、具体的な指示を出すことが、主な役割です。

コンテンツディレクターの
必要スキル

KWDボリュームを検証するためには、リサーチツール・Googleキーワードプランナーの活用スキルが求められます。
サイトを運営する企業様では、流入KWDの検証にGoogle Search Console(サーチコンソール)を使用し、解析をご担当される方が、コンテンツごとの流入KWDを抽出していることでしょう。
この抽出データを読み込み、コンテンツの内容と流入KWDから、検索するユーザー・ターゲットの心理を考察するスキルも必要です。
GoogleキーワードプランナーやGoogle Search Consoleの考察結果を提示するための、表作成ソフトの活用スキルも求められます。

活用するツール
  • Googleキーワードプランナー
  • Google Search Console
  • 表計算ソフト

エディターやライターに
伝えるスキル

クライアントとコンテンツ制作の方向性がまとまったら、エディターやライターに指示を出します。
結果だけを投げて、それぞれに考えてもらうこともできますが、大きなテーマやカテゴリーごとに、制作するコンテンツに優先順位をつけ、効率よく作業を進められるように伝えるスキルも重要です。

エディター

エディター・編集者は、コンテンツディレクターの指示をもとに、コンテンツの最重要部分・タイトルを作成し、具体的な記事制作に必要な構成案を作成します。
このプロセスを完成させるためには、指定されたKWDで、どのような競合コンテンツが上位表示されるか、ベンチマークされているコンテンツがどのような内容かなど、確認が必要です。

構成案には、ターゲットと検索心理の考察結果、競合またはベンチマークされているコンテンツのURLと特徴、制作するコンテンツのタイトル、導入文、段落ごとの見出しと内容、図表など、必要な情報全てを盛り込みます。

この構成案をもとに、ライターに対して具体的な指示を出すのが役割ですが、編集チームによっては、アイキャッチ画像などを選定したり、図表作成をエディターが担当することもあるでしょう。

エディターの必要スキル

タイトル作成には、ヒットされやすいようにKWDを盛り込む、閲覧されやすい読みたくなるタイトル作成スキルが求められます。
構成案作成には、具体的なコンテンツ・記事をどのような流れで制作するか、できるだけ結果を前段に配置する段落構成スキルが必要です。
また、検索結果として表示されスニペットは、コンテンツ全体から、KWDに適した部分(本文、箇条書き、画像、表)が抽出されますので、検索するユーザーが求める結果を構成案に盛り込み、ライターに指示する力が求められます。

タイトル作成スキル
  • ヒットされやすいようにKWDを盛り込む
  • 閲覧されやすい読みたくなるタイトル作成
構成案作成スキル
  • 結果を前段に配置する段落構成力
  • KWDに適した結果を盛り込む指示力

エディターが管理する

実際にライターが原稿作成に入ったあとも、エディター・編集者には管理する業務が継続して発生します。
複数ライターの進行管理、納品原稿の校閲やリライト、テキスト原稿に盛り込む画像の選定や図表作成(または作成依頼)です。

ライター

ライターに求められる原稿作成スキルは、SEOライティングが重要視されています。
単純にKWDを盛り込むのではなく、検索ユーザーがコンテンツを閲覧して“役に立った” “目的を達成できた” など、満足度が高い原稿を作成するスキルも重要です。
誰が読んでも、同じ意味、内容として伝わる文章作成。読みやすく、最後まで読み進みたくなる文章を作成できることが求められます。

エディター・編集者の指示にある、図表や箇条書きを作成する場合もありますが、自身で作成しない場合も、盛り込まれる要素にあわせた文章作成が必要です。

ライターの必要スキル

ライターに求められるスキル・質の高いコンテンツ制作の要件をまとめました。下記に加えて、クライアントの業種、業態に対する専門知識や経験値が求められる場合も多々あります。

質の高いコンテンツを制作する
  • ユーザー満足度の高い原稿作成
  • 的確に伝えたい内容を文章化
  • 読みやすい文章作成
  • 読み進みたくなる文章作成
  • 図表や箇条書きなど盛り込まれる要素にあわせた文章作成

コミュニケーション力

エディター・編集者の原稿作成依頼に対して、具体的な納品スケジュールや進捗状況の報告など、安心して制作を任せられるコミュニケーション力も、ライターには重要です。
また、不明点の早期確認・解決、制作意図の取り違いを防ぐ質問など、エディターとの対話で信頼度も変わってきます。

それぞれが役割を果たす
チームづくり

コンテンツクリエイターの職種から、コンテンツディレクター、エディター、ライターについて、ご説明しました。
予算やメンバースキルによって、担当する業務は変わってきますが、コンテンツクリエイター1人ひとりが、それぞれの役割を果たすチームづくりが、コンテンツ制作には重要です。

2021年4月25日公開
Editorial agency FABE union 本部